先日、友達から質問を受けた。日本語での「社会人」とは一体何なのか？
それは辞書で引くでしょう。
三省堂国語辞書：
［・］しゃか い じん［社会人］｟名｠
実社会に出て、自立して生活している人。
しゃかいじん② 【社会人】
実社会で働いている人。
なるほど。実社会で働いている人＝社会人。その反対は「学生」となる。
でも、待って。実社会とは、何よ？Unreal社会でもあるのか？
じっ しゃかい③ 【実社会】
実際の社会。〔美化・様式化されたものとは違って、複雑で、虚偽と欺瞞ギマンに満ち、毎日が試練の連続であると言える、きびしい社会を指す〕
「卒業して実社会に出たら親の苦労が少しは分かるだろう」
なんなんなんなんと？流石新明解国語辞典！
大辞林：
じっ しゃかい—しやくわい[3]【実社会】
書物に描かれたり、頭の中で考えたりする社会とは違った、実際の社会。実世間。「━の厳しさを味わう」
そっか。本に書かれた社会は本当の会社ではないからね。
じゃ社会は何よ！
⁑しゃ かい① 【社会】
㊀家族や帰属する組織・団体などを単位として生活を営む人びとの集団。〔広義では「ニホンザルの社会」のように人以外の動物についてもいう〕
「社会の底辺に生きる人たち」
もう何を言おうか分からない！
新明解国語辞典、暗っ！
